EC-CUBE で B2B
構築を相談する

できること

法人取引は、申し込みを受けてから入金を消し込むまで13の段を通ります。 それぞれの段で、標準の EC-CUBE がどこで止まり、どのプラグインが引き受けるかを 順に並べました。

全部が必要な店ばかりではありません。どこまで要るかは商習慣によって変わります。 選ぶ目安は構成パターンに、業種ごとの組み合わせは業種別にまとめています。

取引の段 1

取引先が申し込む

新しい取引先から「そちらのサイトで買えるようにしてほしい」と連絡が来ます。まずは会社として登録してもらいます。

標準の EC-CUBE だと
メールの URL を開けば誰でも本会員になる

プラグインを入れると
法人専用の登録ページを開けます。会社名が必須になり、生年月日や性別は聞きません。通常の会員登録とは入口が分かれ、申し込んだ人がそのまま取引先の代表になります。

取引先の申し込みプラグイン / 会員登録承認制プラグイン

法人専用の取引先登録ページ
法人専用の登録ページ。会社名が必須になります

取引の段 2

審査して受け入れる

申し込みが来ても、すぐ卸価格を見せるわけにはいきません。実在する会社か、与信は通るかを確かめます。医療機器や医薬品なら、売ってよい相手かも確かめます。

標準の EC-CUBE だと
審査する場所がない

プラグインを入れると
本会員化の URL を、会員ではなく管理者へ送ります。申し込んだ人は仮会員のまま待ち、管理者が URL を開いて初めて本会員になります。法令で売り先が決まっている商品は、資格を届け出てもらい、承認した会員にだけ売れます。

会員登録承認制プラグイン / 購入資格プラグイン

承認待ちを伝える完了ページ
申し込んだ人には、承認待ちであることを伝える画面が出ます

取引の段 3

会社と担当者を登録する

1社に発注担当者が何人もいます。部署ごと、拠点ごとに別の人が発注してきます。

標準の EC-CUBE だと
会員はフラット。担当者ごとに別の会員になる

プラグインを入れると
1つの取引先の下に担当者をぶら下げられます。担当者は取引先の会員グループを引き継ぐので、卸価格が全員に効きます。会社名と住所は取引先のものに固定され、担当者は変更できません。担当者の発行と退会を取引先に任せることもできます。支店や工場ごとに拠点を作れば、担当者が送れるのはその拠点のお届け先だけになり、注文にも拠点が残ります。

取引先アカウント管理プラグイン / 担当者のセルフ管理プラグイン / 取引先の拠点プラグイン

取引先の担当者を管理する画面
取引先の下に担当者が並びます。担当者のセルフ管理を足せば、取引先の管理者がマイページから発行できます

取引の段 4

卸商材を見せる

業務用の商材は、一般のお客さんには見せたくありません。取引先ごとに扱う商品が違うこともあります。

標準の EC-CUBE だと
全商品が誰にでも見える

プラグインを入れると
会員グループごとに、商品・カテゴリ・ページを出し分けます。一覧から消すだけでなく、URL を直接叩かれても止まります。サイトそのものを閉じて、取引先だけに見せることもできます。

会員グループ管理プラグイン / 会員限定サイトプラグイン

商品に閲覧できる会員グループを割り当てる画面
商品に「閲覧できる会員グループ」を割り当てます

取引の段 5

目当ての品を探してもらう

鋼材や電子部品は、型番を知らないと探せません。買う側が持っているのは条件です。「SUS304 の、巾 1000 以下の板」から入ります。図面や規格書も、問い合わせのたびにメールで送っています。

標準の EC-CUBE だと
検索はキーワードとカテゴリだけ。数値の範囲で絞れない

プラグインを入れると
商品に規格の項目を持たせ、商品一覧で絞り込めるようにします。選んだ商品は並べて比べられます。廃番の商品には代わりに買える商品を出し、図面や規格書は商品ページから落とせます。取引先が自社で振っている品番のままでも探せます。

商品スペック検索プラグイン / 製品比較プラグイン / 代替品・後継品提案プラグイン / 商品資料配布プラグイン / 取引先品番管理プラグイン

商品一覧のスペック絞り込み
同じ項目の選択肢どうしは「または」、別の項目どうしは「かつ」で絞ります

取引の段 6

卸価格を出す

同じ商品でも、相手によって値段が変わります。取引量の多い会社にはさらに安く出します。

標準の EC-CUBE だと
価格は商品に1つしか持てない

プラグインを入れると
会員グループごとに価格を決められます。商品ごとの金額、グループ全体への掛け率・割引率、まとめ買いの値引き。同じ商品ページでも、ログインしている人によって値段が変わります。

会員グループ価格管理プラグイン

卸価格でログインしたときの商品ページ
元の価格も残るので、いくら安いのかが伝わります

取引の段 7

見積を出す

卸売では「まず見積、それから発注」が普通の流れです。電話とメールでやり取りし、決まった金額を人が受注に打ち直しています。

標準の EC-CUBE だと
定価で買う前提。合意した金額を注文に載せる場所がない

プラグインを入れると
カートの中身をそのまま見積依頼にします。店が明細ごとに単価を入れて返し、会員が承認すると、その金額のまま注文になります。打ち直しが要りません。

見積依頼プラグイン

会員が見る見積の詳細
承認すると、この金額でカートが組み直されます

取引の段 8

発注してもらう

毎月おなじ品目を頼む取引先です。買う商品は決まっていて、探す手間は要りません。商材によっては、ケース単位・寸法・色×サイズで頼みます。

標準の EC-CUBE だと
20品目なら20回カートに入れることになる

プラグインを入れると
型番と数量を貼り付ければ、まとめてカートに入ります。貼る品番は取引先が自社で振っているものでかまいません。ケース単位や最低発注数は自動で守られ、切り売りは寸法で、規格のある商品は色×サイズや材質×板厚の表で入れられます。在庫が足りない分は取り寄せとして受けられます。毎月おなじものは、期日が来たら知らせます。電話や FAX で来た注文は、営業が担当のお客様としてログインして代わりに入れられます。卸価格も発注単位も承認も、本人が注文したときと同じように効きます。

型番一括発注プラグイン / 取引先品番管理プラグイン / 取り寄せ・分納プラグイン / 発注単位管理プラグイン / 定期発注プラグイン / 規格一括入力プラグイン / 切り売り・寸法指定プラグイン / 予約・先行受注プラグイン / サンプル請求プラグイン / 代理注文プラグイン

型番一括発注の確認画面
読めなかった行は理由が出ます。行は消しません

取引の段 9

社内の承認を通す

取引先の社内に決裁のルールがあります。部下の発注を上長が確認してから通したい、予算を超える発注は止めたい。発注してよい人も決まっています。どの現場のぶんかも注文に残したい。

標準の EC-CUBE だと
担当者の発注がそのまま店舗へ流れる

プラグインを入れると
担当者の発注を承認待ちで止めます。承認限度額を設定すると、金額に応じて上長へ回る多段の稟議になります。稟議のラインは取引先の親子関係をそのまま使います。担当者や代表ごとに役割を決めて、発注できない人を作ることもできます。注文には工番を持たせられます。

発注承認プラグイン / 担当者の権限プラグイン / 案件別注文管理プラグイン

承認待ちの発注を確認する画面
自分で確定できるなら「承認する」、上長へ回るだけなら「上長へ回す」と文言が変わります

取引の段 10

支払・配送の条件を出し分ける

法人には請求書払いと路線便、一般のお客さんには代引きと宅配便。相手によって出す条件が違います。

標準の EC-CUBE だと
全員に同じ選択肢が並ぶ

プラグインを入れると
支払い方法と配送方法を、会員グループごとに出し分けます。割り当てが無いものは全員が選べるので、制限したいものにだけ付けていきます。

支払い方法管理プラグイン / 配送方法管理プラグイン

購入手続きの支払い方法
購入手続きの選択肢が、ログインしている人によって変わります

取引の段 11

出荷する

食品なら常温と冷凍が1つの注文に混ざり、建設なら現場のどこから搬入するかが要ります。精肉は秤に載せるまで金額が決まりません。

標準の EC-CUBE だと
出荷はお届け先ごとにしか分かれない。搬入の条件を書く場所もない

プラグインを入れると
注文は1件のまま、出荷だけを温度帯ごとに分けます。お届け先には搬入の手引きと写真を付けられます。届いたあと施設の中で配り分ける指示も持てます。重さで決まる代金は、出荷前の計量で確定します。在庫が足りなかった注文は、出せる分を先に出荷して、残りを取り寄せ便にできます。

温度帯別配送プラグイン / 取り寄せ・分納プラグイン / 納品場所指定プラグイン / 部屋分け発注プラグイン / 不定貫商品プラグイン

温度帯ごとに分かれた購入手続き
温度帯ごとにお届け先が分かれ、送料はそれぞれにかかります

取引の段 12

月末に締めて請求する

法人取引の多くは、注文のたびに支払うのではなく、月末に締めてまとめて払います。取引先の経理は注文請書や発注書も綴じます。

標準の EC-CUBE だと
受注1件ごとの決済しかない

プラグインを入れると
締め日までの受注を取引先ごとにまとめ、1枚の請求にします。適格請求書の記載事項に沿った PDF が出ます。締め日と支払サイトは会員ごと・会員グループごとに変えられます。注文請書と発注書は会員が自分で落とせます。

月締め請求管理プラグイン / 注文請書・発注書プラグイン

請求の詳細画面
締めた時点の金額、税率ごとの内訳、返還、入金の記録が並びます

取引の段 13

入金を消し込む

振り込まれた金額と請求を突き合わせ、残高を確かめます。

標準の EC-CUBE だと
記録する場所がない

プラグインを入れると
入金を記録すると、請求金額との差から残高と入金状況(未入金・一部入金・入金済み・過入金)が出ます。返品や値引きは返還として登録し、次の締めで差し引きます。与信限度額を設定すると、未払残高と未請求の受注が限度額を超える注文を止められます。

月締め請求管理プラグイン

請求一覧と入金状況
入金の合計と請求金額から、入金状況を出します

ここに無い商習慣もあります

締め日が20日、請求書の様式が取引先の指定、基幹システムへ受注を流す、得意先別の 品番で発注を受ける。会社ごとに違う部分は必ず出ます。プラグインは主要な処理を 差し替えられるようにしてあり、それでも足りなければ作ります。

カスタマイズについて

商習慣が合うか、先に確かめてください

「うちは締め日が20日」「請求書の様式が指定されている」「基幹システムに受注を流したい」。 そうした条件はプラグインの設定で足りることもあれば、作り足しが要ることもあります。 やりたいことを書いて送ってください。できる・できない・いくらかかるかをお返しします。