導入の流れ
サーバーの用意から、テスト発注までの手順です。構築を任せる場合はこちらで すべて行い、動く状態でお渡しします。
| 順 | やること | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | やりたいことを整理する | いまの受注のしかた、取引先の数、締め日と支払サイト、卸価格の決め方。ここが決まると、入れるプラグインが決まります。 |
| 2 | サーバーを用意する | VPS を1台契約します。2〜4GB のメモリが目安です。取引先の数と同時アクセスで調整します。 |
| 3 | EC-CUBE を設置する | Docker の構成一式を置いて起動します。どのサーバーでも手順は同じです。 |
| 4 | プラグインを入れる | オーナーズストアで購入したプラグインを、土台から順に入れて有効化します。アドオン5本は順序を外すと有効化できません。残りは単体で動くので、順序はありません。 |
| 5 | 商品と取引先を登録する | 会員グループを作り、卸価格を入れ、取引先を登録します。既存の得意先マスタがあれば CSV で取り込めます。 |
| 6 | テスト発注して締めてみる | 発注から承認、締め、請求書の発行までを一度通します。締め日の計算と請求書の様式は、ここで実物を見て確かめます。 |
サーバーは VPS を使います
EC-CUBE は PHP とデータベースが動く場所が要ります。VPS を1台契約して、 Docker で立ち上げる構成を標準にしています。
| 置き場所 | VPS(さくら・ConoHa・Xserver VPS など)。AWS などのクラウドでも手順は同じです |
|---|---|
| 目安のスペック | メモリ 2〜4GB。取引先の数と同時アクセスで調整します |
| 公開のしかた | Cloudflare Tunnel(サーバーのポートを開けません)/自動 HTTPS/ロードバランサの背後 |
| バックアップ | データベースとアップロード画像をコマンド1つで取得・復元できます。サイトは止めません。cron に載せれば毎晩取れます |
| バージョンアップ | 本体の版を上げるコマンドがあります。受注・会員・画像は残したまま入れ替えます |
共用のレンタルサーバーは使いません
EC-CUBE 自体は共用サーバーでも動きますが、この構成では使いません。理由は2つです。
- Docker が動きません
- 月締めを自動で回すには、cron からコンソールコマンドを叩く必要があります
サーバーを選ばないので、あとから移せます
構成一式が Git に入っているため、VPS でもクラウドでも同じ手順で立ち上がります。最初から大きいサーバーを契約しなくて構いません。取引先が増えて重くなったら、その時点で移せます。
本番のデータを消す操作は、本番では止まります
構成一式には、環境をまっさらに作り直すコマンドも入っています。本番で打てば 受注も会員も消えます。名前からは分かりません。そこで、動いているのが本番の 構成なら、確認に「はい」と答えても実行しないようにしてあります。通すには プロジェクト名を打ち直させます。
バージョンアップも同じです。入っているプラグインが新しい版で動くかを入れ替えの前に試し、動かなければそこで止めます。止まった時点では、 動いているサイトにも DB にも画像にも触れていません。あとは対応版を待つか、 直すかです。こちらで作ったプラグインなら直します。
構成の中身はeccube-dockerで公開しています。
動作環境
| EC-CUBE | 4.4 系 |
|---|---|
| PHP | 8.2 / 8.3 |
| データベース | MySQL 8 / PostgreSQL 13 以上 |
| 通貨 | 月締め請求管理は JPY を前提にしています |
| cron | 月締め請求管理の締めと、定期発注のお知らせを自動で回す場合に必要です |
プラグインごとの要件は各ページに書いています。 いま 4.3 以前をお使いの場合は、本体のバージョンアップから相談してください。
いまの環境のまま入れられるか、確かめます
すでに EC-CUBE を動かしている場合は、そのバージョンと入っているプラグイン、サーバーの構成を教えてください。そのまま足せるか、移設が要るかをお返しします。