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プラグイン一覧 / 担当者の権限

担当者の権限プラグイン

担当者と取引先の代表ごとに、発注してよいか・会社全体の注文履歴を見てよいか・お届け先を登録してよいか・退会してよいかを役割で分けます。役割は店が作り、担当者への割り当ては取引先の管理者もマイページから行えます。

取引先アカウント管理プラグインのアドオンです。先にそちらを入れてください。

担当者のセルフ管理・取引先の拠点は必須ではありません。入れている場合だけ機能が増えます。

何のためのプラグインか

取引先アカウント管理で「1社に複数の担当者」を作ると、担当者は全員同じことができます。 誰でも発注でき、退会もお届け先の登録もでき、見られる注文履歴は自分の分だけです (EC-CUBE 本体の会員と同じです)。実際の会社では、担当者によって任せる範囲が違います。

このプラグインは、担当者と代表に役割を決め、役割にできることを持たせます。

マイページの担当者の役割

取引先の管理者は、マイページから自社の担当者の役割を変えられます。

役割は3つから始まります

有効化すると、次の3つの役割ができます。

役割 発注する 会社全体の注文履歴を見る お届け先を登録する 退会する
管理者 できる できる できる できる
発注担当 できる できない できない できない
閲覧のみ できない できない できない できない

役割は店が管理画面で足せます。3つの中身も変えられます。役割の編集は、名前と できることのチェックボックスだけです。

担当者の役割の一覧

役割ごとに、できることと使っている会員の人数が並びます。

役割の編集

使っている会員がいても役割は消せます。 その会員は未設定に戻り、下の既定の役割が 効きます。既定に選んでいた役割を消すと、既定も空(制限しない)に戻ります。消したとたんに 発注が止まる側には倒れません。

入れただけでは何も変わりません

役割も既定の役割も未設定なら、このプラグインを入れる前と同じ動きです。

会員 効くもの
担当者で、役割あり その役割
担当者で、役割が未設定 基本設定の「未設定の担当者に当てる役割」。空なら制限しない
取引先(代表)で、役割あり その役割(発注と会社全体の注文履歴だけ)
取引先(代表)で、役割が未設定 基本設定の「未設定の代表に当てる役割」。空なら代表はすべてできる(注文履歴は自分の分だけ)
一般会員・非会員 効かない

自分の役割が既定より先に効きます。 既定で止めていても、その会員に役割を付ければ その役割どおりになります。

基本設定

担当者の権限の基本設定

項目 既定 内容
役割が未設定の担当者に当てる役割 空 空なら制限しない
役割が未設定の取引先(代表)に当てる役割 空 空なら代表はすべてできる(注文履歴は自分の分だけ)
取引先の管理者にマイページで担当者の役割を変えさせる 入 切ると、役割は店だけが会員編集で決める

4.4.2 までの取引先アカウント管理と同じ動きにする

取引先アカウント管理は 4.4.3 で、担当者の退会・お届け先の制限、管理者に自社全体の 注文履歴を見せる設定、代表の発注停止を土台から外しました。いまはこのプラグインの役割で 決めます。何もしなければ、担当者は退会もお届け先の登録もでき、代表の注文履歴は 自分の分だけになります。

以前の既定と同じ動きは、基本設定を1回保存するだけで作れます。

  1. 管理画面 → 取引先アカウント管理 → 担当者の権限 を開く
  2. 「役割が未設定の担当者に当てる役割」に 発注担当 を選ぶ
  3. 「役割が未設定の取引先(代表)に当てる役割」に 管理者 を選ぶ
  4. 登録
会員 効く役割 結果
役割が未設定の担当者 発注担当 発注できる。退会・お届け先の登録はできない。注文履歴は自分の分だけ
役割が未設定の代表 管理者 発注できる。自社全体の注文履歴を見られる

3つの役割の中身を変えていなければ、これで以前の既定と同じです。以前「代表アカウントの 発注を止める」を入れていた店は、「会社全体の注文履歴を見る」だけを持つ役割を作って 代表の既定に選びます。

役割を割り当てる場所

誰が どこで 誰に
店 管理画面の会員編集 担当者と代表
取引先の管理者 マイページの「担当者の役割」 担当者だけ
取引先の管理者 マイページで担当者を追加するとき(担当者のセルフ管理を入れているとき) 担当者だけ

会員編集の担当者の役割

担当者の追加で役割を選ぶ

マイページの2つは、基本設定「取引先の管理者にマイページで担当者の役割を変えさせる」を 切っている店では出ません。「担当者の役割」の画面は、担当者のセルフ管理が無くても出ます (担当者は店が管理画面で発行できるため)。

取引先の管理者は割り当てるだけです。 役割の中身は変えられません。代表自身の役割も 変えられません。 マイページの「担当者の役割」には代表の役割も出ますが、読むだけです。 代表の役割は店が会員編集で決めます。

4つのできること

代表に効くのは「発注する」と「会社全体の注文履歴を見る」だけです。 お届け先と退会は、 取引先アカウント管理が担当者のときしか聞いてこないので、代表は役割にかかわらずできます。

発注する

持たない担当者には、商品一覧と商品詳細の「カートに入れる」の代わりに案内を出します。 カートの画面では「レジに進む」を出しません。

発注できない担当者の商品詳細

代表にも効きます。 代表の役割が「発注する」を持たなければ、代表には 「このアカウントではご注文いただけません。担当者のアカウントでご注文ください。」を出します。「代表は管理だけ、 発注は担当者」という会社向けです。

発注できない代表の商品詳細

案内に替えるのは見た目だけで、実際に止めるのは次の3か所です。URL を直接叩かれても止まります。

どこで どうなるか
カートに入れる(商品一覧・詳細) 理由を出して入らない
購入手続きの画面 403
カートと購入手続きの検証 理由を出して止まる

最後の検証で止めるのは、他のプラグインが自分の画面からカートに入れる経路が あるためです(型番一括発注の発注リストなど)。どの経路でも カートの検証を通るので、そこで止まります。

会社全体の注文履歴を見る

持つ会員のマイページの注文履歴に、同じ会社の他の人(代表と他の担当者)の注文も出ます。 一覧と詳細の両方に効き、他の人の注文には発注者の名前が付きます。

会社全体の注文履歴

代表にも効きます。 取引先アカウント管理 4.4.2 までは、土台の基本設定が代表に自社全体を 見せていました。いまは代表の役割で決めます。代表の役割も既定も空なら、代表の注文履歴は 自分の分だけです。

注文した時点の取引先で見るので、他社から移ってきた担当者の前の会社での注文は出ず、 他社へ移った担当者の在籍中の注文は残ります。

お届け先を登録する

マイページのお届け先一覧と、購入手続きの届け先の追加・変更・削除です。持たない担当者には メニューもリンクも出ず、URL を叩くと 403 です。

取引先の拠点で拠点に所属させた担当者は、役割に かかわらずお届け先を登録できません。登録しても拠点のお届け先ではないので使えないためです。

退会する

マイページの退会手続きです。持たない担当者にはメニューが出ず、URL を叩くと 403 です。

これは担当者が自分で退会するかどうかです。取引先の管理者がマイページで担当者を 退会させること(担当者のセルフ管理)には関係しません。

役割 お届け先・退会
持つ できる
持たない できない
未設定で、既定も空 できる(取引先アカウント管理は、誰も答えなければ許す)

発注承認との違い

やりたいこと 使うもの
発注そのものをさせない 担当者の権限(「発注する」を持たない役割)
発注はさせるが、上長の承認を待たせる 発注承認

併用できます。発注担当は発注でき、その発注は承認待ちで止まる、という組み方になります。

知っておいてほしい仕様

項目 内容
発注できない会員がカートを開くとカートが空になる 本体はカートの検証でエラーが出るとカートを空にします。役割を変える前に入れていた商品もそこで消えます
定期発注のひな型は残る 定期発注で役割を変える前に登録したひな型と期日の通知は残ります。発注はカートを通るので止まります
店が管理画面で作る受注は止めない 店の操作だからです
代理注文でも役割は効く 営業が代わりに注文するときも、その担当者の役割のままです。「発注する」を持たない担当者としては発注できません
4.4.1 から上げた店の「管理者」には「退会する」が付かない 有効化で作る役割は、名前で探してあれば触りません。管理者に退会もさせるなら、役割の編集でチェックを入れてください
無効化すると割り当てが消える 無効化で会員に足した列が落ちます。役割は残るので、有効化し直したら付け直してください

できないこと

項目 内容
代表のお届け先の登録と退会を止める できません。取引先アカウント管理が担当者のときしか聞いてこないためです
担当者に担当者を発行させる できません。担当者のセルフ管理で発行できるのは取引先の管理者だけです
価格を隠す できません。価格が出る画面は本体と他のプラグインにまたがるため、最初の版には入れていません

権限を足す

PermissionInterface(キー・表示名・並び順)を実装したクラスを置くと、役割の編集に 項目が増え、判定に使えるようになります。「価格を見る」「見積りを依頼する」のような 権限を、店の業務に合わせて足せます。

止める・隠す処理は、足した側で書きます。 このプラグインが面倒を見るのは4つの 権限の効かせ方だけです。

他のプラグインも権限を足せます。取引先の拠点を 入れると「自分の拠点の注文を見る」が増えます。このプラグインを必須にしない作りなので、 担当者の権限を入れていない店でも拠点は使えます。

動作要件

項目 内容
EC-CUBE 4.4 系
PHP 8.2 / 8.3
必須プラグイン 取引先アカウント管理(ec-cube/b2bcompany)4.4.3 以上が有効であること

会員グループは使いません。 会員グループ管理を入れずに導入できます。

差し替えられるところ

主要な処理はインターフェースとして切ってあります。実装を差し替えれば動きが変わります。 自社の商習慣に合わない部分があれば、まず差し替えで済むかを確かめてください。

AI に書かせられます。このプラグインには CLAUDE.md と docs/extension-samples.md が 同梱されていて、差し替え口ごとにそのまま使えるサンプルが載っています。 やりたいことを日本語で伝えれば、AI コーディングツールが実装を書きます (くわしく)。

インターフェースできること
PermissionInterface権限を足す(価格を見る、見積りを依頼する、など)

入手する

オーナーズストアで購入

買い切りです。月額はかかりません。予定価格 税抜 50,000 円。

予定価格です。オーナーズストアでの販売開始時に変わる場合があります。

販売ページの準備ができ次第、ここに載せます。

導入を任せる

サーバーの用意から EC-CUBE の設置、プラグインの導入と設定まで請け負います。 商習慣に合わせた作り足しもご相談ください。

この条件で回るか、確かめてから決めてください

締め日、支払サイト、請求書の様式、会計ソフトへの受け渡し。合うかどうかは商習慣によって変わります。やりたいことを書いて送ってください。